でも、画素数が大きければ映像が綺麗なのかと言うと、そうとも言い切れないんです。
Logicool(ロジクール)のC922とC270の映り方の違いを見ながら、画素数って何?というお話をしてみます。
ミーティングやセミナーをオンラインでする時などには、きれいに映るWEBカメラを使いたいですよね?
でも、どんなWEBカメラを買ったらいいのかというのは、なかなか難しい問題です。
WEBカメラを選ぶときの基準は「画素数」なのか???と思いきや、そうでもないんですね。
画質を決めるのはセンサー(撮像素子)のサイズです。
では、画素数って何でしょうか?
パソコンでは点の集まりが画像や映像になっています。
例えば、
120万画素のカメラなら、横に1,280個、縦に960個の点が集まった映像になっています。
(1,280 x 960 = 1,228,800画素)
200万画素のカメラなら、横に1,920個、縦に1,080個の点が集まった映像になっています。
(1,920 x 1,080 = 2,073,600画素)
それは、どれくらいの範囲まで映像に入れるのか?ということなんです。
2,000 x 1,500 = 300画素で映し出せる景色があった場合、青い枠が、200万画素、黄色い枠が120万画素で映し出せる範囲です。
Logicool HDウェブカメラ C270
Logicool C270は、安価な割に画質がきれいなWEBカメラです。
解像度は、1280 x 960の120万画素です。
画質はとてもきれいですが、解像度が高くないので、200漫画そに比べると映せる範囲が少し狭くなります。
文字の映り方も見せたかったので、あえて、チュッパチャップスのTシャツを着て映りました(笑)
下の画像は、C270で映し、ZOOMのビデオ設定で「HDを有効にする」のチェックを外した状態です。
下の画像は、C270で映し、ZOOMのビデオ設定で「HDを有効にする」のチェックを入れた状態です。
文字が、少しくっきりしていますが、「HDを有効にする」のチェックを外したときと、それほど差がありません。
Logicool C922 プロ ストリーミング ウェブカム(三脚付き)
Logicool C922 プロ ストリーミング ウェブカムは、ロジクールの中でも、中くらいの機種です。
解像度は、1920 x 1080 の200万画素なので、広い範囲を映すことができます。
顔を少し小さめに映したいのなら、解像度の高いカメラにしましょう。
下の画像は、C922で映し、ZOOMで「HDを有効にする」のチェックを外した状態です。
実際には、もっと顔を小さくすることができますが、そうすると広範囲に映ってしまい、バックの布が覆っていない部分まで映ってしまいます。
そのため、ソフトウェアで、わざわざ顔を大きく映すような設定にしています。
下の画像は、C922で映し、ZOOMのビデオ設定で「HDを有効にする」のチェックを入れた状態です。
かなり自然の色に近く、文字もくっきり見えますね。
で、結局どっちを選べばいいのか?
C270は、Amazonで買うと、1300円ほどで買うことができます。(2018年10月24日時点)
とても、安価なカメラですが、画質がきれいなので、Amazonのレビューがとてもいいですね。
目の前に設置すると、顔が大きめに映ることが難点ですが、距離を調整できるのなら、コストパフォーマンスは最高のWEBカメラです。
また、安いので、メインのカメラが壊れた時や、2台のパソコンに一つずつのカメラをつないで使いたい時など、予備として持っておくのもいいですね。
私も、C270は、2つ持っています。
C922は、Amazonで買うと、8,500円ほどです。(2018年10月24日時点)
画質は値段相応に、とてもきれいです。
広範囲を映せるので、ヨガ、筋トレ、ダンスなど、動きのあるようなセミナーをするのには最適ですね。
もちろん、普通のセミナーでも問題ありません。
三脚も付属しているので、カメラを置くための場所を選びません。
WEBカメラとしては珍しく、三脚に取り付けるためのネジ穴があるのも便利です。
メインカメラとして、C922を使い、予備のカメラとして、また、手元を映したりするときのカメラとして、C270を使うといいですね。
Amazonプライム会員なら無料で読めるビジネス書4選
上を目指すために読んでおきたい8冊
私が買ってよかったパソコン&iPhone関連商品 トップ8
参考記事:自撮りするなら広角レンズがオススメ