今日は、あるホームページのサーバーを変更するために、引越し作業をしました。
Wordpressのプラグインを使用したので、超カンタンだったのですが、一つだけ障壁がありました。
それは、アップロードするファイルサイズの制限です。


 

WordPressで作成したホームページを別のサーバーに引っ越したいということが、最近良くあります。

なぜなら、サーバーによって、ホームページの表示速度がぜんぜん違うからです。

例えば、ロリポップとXserverを比べた場合、Xserverの方が断然早いです。

ページを表示するスピードは、SEOにも大きく関わってくるということが、最近、SNSなどでもよく言われています。

特に、Wordpressに最適化されたXserverは、圧倒的速さです。



サーバーとしての機能も高く、スピードアップをする仕組みが多く取り入れられているため、Wordpressでホームページを作るとき、私なら、Xserver一択です。

 

さて、そんなXserverへ引っ越したい!というお客様が多いのですが、Wordpressの場合、引越し作業も簡単です。

使うのは、ALL-in-One WP Migration というプラグインです。

 

まず、今までのサーバーのWordpressに、ALL-in-One WP Migration をインストールします。

すると、左側のメニューに ALL-in-One WP Migration が追加されます。

 

ALL-in-One WP Migration の下には、

  • エクスポート
  • インポート
  • バックアップ

の3つのメニューがありますが、引っ越しのときに使うのは、エクスポートとインポートです。

 

エクスポートを選択し、エクスポート先をクリックすると、たくさんのエクスポート先が出てきますが、ここでは「ファイル」を選択します。

 

「ファイル」をクリックすると、抽出データの生成が始まります。

 

しばらく待つと、ダウンロードしてね~という表示がされれるのでクリックすると、パソコンのダウンロードフォルダに、.wpress という拡張子のファイルが保存されます。

 

次に、新しいサーバーにインストールしたWordpressにも、All-in-One WP Migration をインストールします。

こちらでは、先程ダウンロードした抽出ファイルをインポートします。

インポート元でも、「ファイル」をクリックし、パソコンのダウンロードフォルダーから、先程、ダウンロードした拡張子が .wpress のファイルを選択します。

 

アップロードしようとしたファイルのサイズが、制限値を超えていたら!

さて、ここで、問題が発生する場合があります。

Xserverの初期値では、アップロードサイズの既定値が、30MBになっています。

アップロードしようとしたファイルのサイズが、30MBを超えていると、アップロードができません。

 

上の画像の中に、「最大アップロードサイズを上げる方法」という青い文字が見えますが、これらの方法は使えなかったり、有料だったりするので、一番シンプルな別の方法をご紹介します。

 

Xserverには、アップロードサイズの上限を変更させる設定箇所があります。

Xserverのサーナーパネルにログインすると「php」という項目が見えます。

 

「php.ini設定」をクリック。

 

「php.ini設定変更」タブを選択。

 

下の方にある「post_max_size」と「upload_max_filesize」をアップロードするファイルサイズよりも大きい数字にします。

今回は、45MBのファイルをアップしたかったので、50M にしました。

 

数字を入力したら、一番下にある「設定する(確認)」をクリックし、更に、「設定する(確定)」をクリックします。

 

これで、ファイルをアップロードできる最大ファイルサイズが変更できます。

 

あとは、インポート元で移行元のWordpressでエクスポートした、拡張子が .wpress のファイルを選択します。

 

インポートが完了すると、今まで使用していたWordpressのホームページとまったく同じホームページが完成です。

 

 

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