プログラマーには、めんどくさがり屋の人が多いです。
めんどくさがり屋だから、プログラマーに向いているのか、プログラマーだから、めんどくさがり屋になったのか。
それが、どちらなのかは、定かではありません。
私も、そんなめんどくさがり屋の一人です。
特に、単純労働が嫌いで、例えば、数十人のお客様に郵送する書類などに、切手を貼るような作業には耐えられません。
いつも、封筒に書類を入れたものを郵便局に持って行き、「これ、普通郵便でお願いします。」と言って郵便局員さんに切手を貼ってもらいます。
数十枚の封筒などに宛名を書く作業も嫌いです。
なので、そのためにシステムを作って、顧客データをすべて入力し、クリック一つで、数十枚の封筒に宛名が印刷できるようにしています。
普通は、そんなシステムを作ることの方が、面倒じゃないかと思われがちです。
何時間もかけてシステムを作る、もしくはお金をかけてシステムの作成を発注するよりは、自分の手で30分を掛けて、顧客の住所、郵便番号、氏名を手書きしたほうがいいと考える人の方が多いでしょう。
また、せっかくシステムを作成したにも関わらず、データを入力する時間がないという人もいます。
こういう考え方の人は、いつも時間に追われています。
データを入力する時間がないから、とりあえず今回は、手作業でやっちゃえ!と考えます。
そうすると、その次も時間がないから・・・ということの繰り返しです。
たった一度、無理をしてでもデータを入力してしまえば、それ以降は、データが発生したときに数件入れるだけです。
そして、システムを使って、データをあらゆる形でアウトプットできるので、作業時間は、大幅に短縮されます。
作業時間が短縮されれば、他の業務が発生しても、それに対応できます。
新しい業務が発生したら、それもシステム化。
そうやって、単純作業はすべて、早く、正確に業務をこなすことができる、コンピューターに任せてしまえば、人間はもっとクリエイティブなことに頭脳を使うことが出来ます。
私は、業務のシステム化は、投資だと考えています。
システムは、一度、お金または時間をかけて作ってしまえば、それ以降は、大幅に作業を効率化できます。
作業効率を高めて、より多くの業務をこなすために、システム化は最も有効な手段です。
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