あるブログの記事にこんなのがありました。
そのブログ主が友人から相談を受けました。
Googleからアカウント停止の連絡が来た。
何が原因かさっぱりわからない。
というのです。
更に、
Googleアカウントが停止されるような規約違反はしていない。
問い合わせを行ったが、まったく音沙汰がない。
ということです。
その相談を聞いてブログ主には、
思い当たる節があったので、友人に質問をしました。
iPhoneのカメラを使って撮影をしたときにGoogle+にアップロードされる、または自動バックアップされるように設定していないか?
iPhoneアプリのGoogle+で
自動バックアップ機能をONにしたまま、
そのiPhoneのカメラ機能で撮影を行うと、
そのままGoogle+の非公開領域に
自動的にアップロードされてしまいます。
Googleがアカウント停止対象として目を付けるとしたら、
児童ポルノなど違法なアダルト関連か、
ドラッグなど犯罪をほのめかす内容の写真が
アップされているケースです。
ただ、その友人は超が付く真面目な性格で、
その手の写真を撮影するようなことはないと
断言できるのですが、念のために
ここ数日でiPhoneを使って撮影をしたか聞いてみると、
公園で水遊びをしている自分の息子の姿を
何枚か撮影したというのです。
その友人の息子が上半身裸で水遊びしている写真を
インスタントアップロードが非公開エリアにアップし、
Googleの違法画像の自動検索機能が「幼児の裸」として
アラートを発し、Googleチームが児童ポルノの疑いありと
判断して「アカウント停止通告」となったようです。
その友人曰く
「自分の子供の水遊びの写真を撮影して何が悪い?」と
怒っていたそうですが、
すでにイギリスでは自分の孫の水遊び写真を
PCに保存していた祖父が児童ポルノの単純所持で
有罪にされるといった冤罪事件が起きるなど、
厄介な問題になっています。
Googleアカウントを停止されると
Googleに関するサービスすべてが無効になります。
もちろんGmailやAdSense関連の機能も
完全に停止されてしまいます。
アカウントを停止されたときに使っていたものと
同じメールアドレスと同じクレジットカード番号では、
二度と登録を受け付けてもらえないため、
その友人は仕方なく別アカウントを
違うメールアドレスとクレジットカード番号で
再登録し直したそうです。
特に小さいお子さんを抱えている
お父さんお母さんは、そろそろ夏本番が近付いているので
Google+の設定を見直しておきましょう。
日本でも児童ポルノの単純所持が有罪になりそうな雰囲気です。
自衛のためにインスタントアップロード機能が
使われないように「自動バックアップ」機能を
無効にしておくことをお奨めします。
あらぬ疑いでGoogleアカウントを停止されるような
理不尽な目には遭いたくないものです。
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