みんなの役に立てるかどうか

デジタルコンサルタントAWSでは、2000年からホームページ作成サービスを行なっています。

その当時は、まだホームページを持っている企業がそれほど多くなく、ホームページを持っているだけで問い合わせがあり、仕事に繋がることが多かった時代です。

GoogleやYAHOOでは、ちょっとしたテクニックで、キーワードの検索結果を上位表示させることも容易でした。

私の作成したホームページのほとんどは、ビッグキーワードでの検索結果が1位、2位になり、お客様のために作成したホームページは、まさに優秀な営業マンを一人雇っているような役割を果たしてくれました。

まだ、SNSやブログも無く、検索結果がインターネットにおける唯一の集客方法だった時代、誰もが「自分のホームページを上位表示したい」と血眼になっていました。

 

それから16年。

Googleの技術が大幅に進歩し、検索結果に小手先のテクニックは全く使えなくなってしまいました。

今、Googleが上位表示しているのは、「ユーザーに役立つサイト」です。

情報量が多く、ユーザーが見やすいように構成されているサイト。

その結果、実際に多くのユーザーが利用しているサイトが検索上位に位置しています。

 

考えてみれば、当然のことです。

自分が何かを調べようと思ったとき、小手先のテクニックだけで上位表示した内容の薄いサイトに誘導されても、時間の無駄になってしまうからです。

Googleは、Googleの価値を高めるため、ユーザーに役立つかどうかを検索順位の指標にしました。

 

ホームページを作る我々も、どうしたらユーザーの探している情報を見つけやすく掲載するか、どうしたらユーザーの役に立つ情報を掲載できるか。

そこに焦点をあてる必要があります。

 

「自分のサイトが上位表示するために」という自分の利益を優先する考え方を捨てなければなりません。

「どうすればユーザーの役に立てるか」という他人の利益を優先する考え方が大切になってきます。

まずは、他人の役に立ち、信頼され、それが仕事に結びつく。

仕事をするなら、当たり前のことですが、インターネットの世界では、それが今、ようやく実現しているのです。

 

ホームページやブログ、SNSでは、自分視点ではなく、相手視点で情報発信ができるかどうか。

これからは、この感性が最も重要になってきます。

 

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