あるトマト農家のホームページ作成を依頼されました。
そのための参考として、他のトマト生産者のホームページをたくさん見て回りました。
みんなキレイなホームページを作っています。
でも、少し気になったのは、多くのホームページは、自分たち目線なんですよね。
ホームページの文章が。
「私たちは、こんなに苦労して美味しいトマトを作っています。」
その主張が、前に出過ぎちゃってるんです。
確かに、美味しいトマトを作るのは大変なことです。
でも、トマトを買う立場としては、苦労して作っているから買いたいとは、思いません。
買う動機って、もっともっと、単純なんです。
そうです!
美味しそうだから。
それしかないと言ってもいいくらいです。
だって、お客さまは美味しいトマトを探して、そのホームページに辿り着いたわけですから。
どんな苦労をしてトマトを作ってるんだろう?と思って見に来るのは、同業者くらいです。
こんなに真っ赤で、とても甘いよ!と、半分に切った断面を見せたり、美味しそうに丸かじりしている写真を載せましょう。
こんな風に料理をすると、絶品だよ!と、トマトを使った美味しそうなレシピをたくさん掲載しましょう。
何を売る時でも同じです。
商品の説明は、必要最低限に抑えていいのです。
最も大切なのは、お客さまの感情を揺さぶる文章が書けるかどうか。
これは簡単なようで、なかなか難しいことだと思います。
お客さまの感情を揺さぶる文章って、どんな文章のことだろう?
そう思ったら、この本を読んでみてください。
そう、メンタリストのGaigo さんが著した本です。
コピーラーティングの本などは、難しく書かれているものが多いですが、この本は「感情を動かす文章って、こんな文章だよ」と、その具体例を交え、とてもわかり易く書かれています。
ちょっとした言葉の選び方で、読む人の心にグサリと刺さる文章になるんだな~ということが、分かると思います。
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