いいものを作ってるんだけど、なかなか売れないんだよね。
どうしたらいいだろう?
クライアントから、そんな相談を受けることがあります。
どんな商品なのかを見せてもらうと・・・
う~ん、これはあまり売れるとは思わない。
その商品は作り手にとって良い商品かもしれませんが、買い手から見たら、それほど魅力を感じないものだったりします。
つまり、作り手の視点で見ているのか、買い手の視点で見ているのかの違いなんですね。
良いものを作るには、良いお客様が不可欠
良いものを作れば、良いお客様が付いてくれる。
それはちょっと違うかな?と思います。
良いお客様が付いてくれると、良いものが作れる。
これが正解なんじゃないかと、最近は、そう思うようになりました。
例えば、ホームページ。
お客さまのホームページを作っていると、色々な要望が出てきます。
良いホームページにしたいとお客様自身が真剣に考えれば考える程、細かいところまで、多くの要望が溢れてきます。
一瞬、それは無理です!と言いたくなるような機能を付けたいと言われることもありますが、そのときは、「検討します」と答え、一旦持ち帰ります。
予算内でその機能を実装するには、どうすれば良いのかを2~3日考え続けていると、ほとんどの場合、解決策を思いつきます。
それは、入浴中だったり、食後に珈琲を飲んでいる時だったり、または、車の運転中だったり。
誰もいない、リラックスした環境になったときに、突然思いつきます。
そして、その解決方法は、自分自身の技術の持ち駒になります。
お客さまが、良いものを作らせてくれるというのはこういうことです。
逆に、「何でも良いから、このパンフレットを見て適当にホームページを作ってよ。」と言うお客さまもいます。
そんなホームページは、どんなに綺麗な装飾を施しても、派手な動きを組み込んでも、情報の薄い、浅い内容のホームページしか出来ません。
以前は、こんな依頼も受けていましたが、今は、こういう依頼の仕方をされると、お断りしてしまいます。
なぜなら、それはお互いのためにならないからです。
今の自分の想定外のことを要求してくれるお客さま。
一見、むちゃくちゃな要望に見えても、それを実現することで、今の自分を超えられるんですね。
自分を進歩させてくれるお客さま、大切にしていきたいと思います。
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