昨日の午後1時頃、ある店で食事をしました。
料理の味はまあまあ美味しくて、料金も良心的な良い店だな〜と思いながら食事を終えました。
ふと柱の張り紙に目を遣ると、「食後のコーヒーが無料」だと書いてあります。
今は少し時間もあるからコーヒーを一杯飲んでいこうと、セルフサービスのコーヒーを注いで席に戻りました。
コーヒーを啜りながら、ゆったりした気分に浸って少し本でも読もうかと、カップを口に運んでひと口。。。
うぐぐ・・・・まずい!
コーヒーの香りも味もまったくありません。
缶コーヒー風味のお湯
そんな表現しかできないような味で、缶コーヒーよりもまずい。
それ以上飲むことが出来ず、すぐに店を後にしました。
残念だな~と思いました。
午後1時という時間でこんなにお客さんが少ないのも分かるような気がします。
店の経営者からすれば、無料で出してるコーヒーなんだから無いよりマシと考えているのでしょう。
でもね、これは無いほうがマシです。
これ、出さないほうがお客さんは増えますよ。
無料サービスって、その経営者の気質が出やすい部分です。
無料だから質が悪くても文句を言うなという気持ちの経営者は、無料サービスをオマケとして考えているのでしょう。
本来、無料サービスの目的は、2つあると思います。
ひとつは、集客。
何かを無料で提供することにより、少しでも自分の存在に気づいてもらう、自分のサービスを気に入ってもらう。
ふたつめは、感謝。
いつもお店に来てくれてありがとうという意味を込めた無料サービスです。
だから、無料サービスって、質を上げることが大切なんです。
無料でこんなに質が高いなら、有料サービスは、どんなに凄いんだろう?と思わせたら成功です。
ちょっとやり過ぎかな?と思うくらい高品質なサービスでちょうどいいのです。
良い意味でお客様の期待を裏切ること。
お客様がどう考えるかを予想して、それをどんな方法で上回るか。
それが、サービスを提供するビジネスの面白いところだと思います。
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