色々なホームページを見ていると、突然、怪しげなメッセージが出ることがあります。
パソコンの調子が悪いので改善したければ、こちらをインストールしろ・・・とか。
アダルトサイトを利用したので、使用料を払え・・・とか。
先月も、あるお客様から
「システムが不安定になってるから正常に戻したければ、こちらに連絡して下さい」
と画面に表示されたという連絡がありました。
その連絡先にメールを送ると、電話するようにというメールが返信されてきたそうです。
その通りに電話をすると、相手は片言の日本語で話しながら、ある金額を振り込むように言ってきたので、さすがにこれは怪しいと思って、電話を切ったといいます。
その数日後、また、別のお客様から連絡。
そのお客様は、片言の日本語に疑いを持たず、言われるままの金額を支払ったというのです。
しかも、ネットからクレジットカードで。
流石にそれは、まずいですね。
悪徳業者の作成したホームページを通してクレジットカードで支払ったということは、クレジットカードの番号、有効期限、名義人名、更には、クレジットカードのセキュリティ番号までをも教えてしまったということになります。
つまり、その業者は、そのカード情報で自由に買い物ができるようになるわけです。
すぐに、カードを止めるように伝え、とりあえず、被害は支払ってしまった1万数千円だけで済みました。
現代の我々は、インターネットという相手の顔が見えない世界で、金銭のやり取りをします。
欲しいものをネットで買う場合、相手を信頼するしか無いのです。
それだからこそ、信頼してもいい相手なのかどうかをしっかり認識する力を身に付ける必要があります。
このようなインターネットの詐欺や、迷惑メール業者などは、決して常識のある人を相手にしているわけではありません。
「こんなのに引っかかるわけないよ!」という常識人は、最初から相手にしていないのです。
ほんの数パーセントの判断能力のない人をターゲットにして、年間に数千万円以上の金額を叩き出しています。
いつもとは違うメッセージがパソコンに表示されたら、まずは、疑いましょう。
疑うことができれば、怪しいところが見え見えですから、まず引っかかることはありません。
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